シェイクスピアの名言を、頭をよぎる今日この頃であります。
思えば、10代後半あたりから幾度となく選択に迫られる状況が増えてきたなと感じます。
受験、就職、引っ越し、転職…。
きっと、20代後半以降もこういう場面の連続なのだろうなと思います。
さて、私たちが大きな選択をするとき、多くの場合リスクを伴います。
受験や就職、転職。いずれにしても、そこには不合格や不採用といったリスクが存在しますね。
ですが、その選択が成功体験へと変わったとき、人は達成感や喜びを得るでしょう。
税理士試験をはじめとする資格試験も受験の一種なので、この話に当てはまります。
「現状維持バイアス」という言葉があるように、多くの人は良くも悪くも変化すること避ける傾向にあります。
「そんなことない」と思った方、本当にそうでしょうか。不要なサブスクに入ったままではありませんか?
「今抜けたら後々後悔するかもしれないし」とか「大した金額じゃないし」なんて気持ちも立派な現状維持バイアスです。変化することを避けているのです。
ですが、資格試験の受験生は多くの場合、現状を打破しようとして志す人が多いため、現状維持バイアスとは対極の感覚を持った人たちの集まりとなります。
私自身、ユナイテッドブレインズで働いていることや、友人の多くが同業者であるため、周囲には資格試験の受験生が集まります。
そのうちの一人の友人が「最後に勝てばいい」と6年ほど言い続けて昨年、晴れて試験に合格しました。おめでたいですね。自分の選択を信じ続けた結果でしょうか。
まさに七転び八起きです。彼からリスクを取ることや諦めない姿勢を学んだ気がします。
怠惰な私も彼を見習い、心の中で「明日から頑張ります」と、いつものように唱えながらヨギボーに包まれ今日も深い眠りにつきます。