木の匂いというか、澄んだ空気というか。
毎年この季節になると、ふと「良い季節になったな」と感じます。
先日、地元へ帰った際、夜空にオリオン座がくっきりと見えて、懐かしさやら何やらで、なんとも言えない気持ちになりました。
都会の空は狭い。
高層マンションやビルが立ち並ぶ東京や横浜では、街の明かりが強すぎて、見上げても星がほとんど見えません。
一方で、この時期ならではの醍醐味もあります。
夕焼けが綺麗なオレンジ色に染まることと、夏とは違って遠くの景色の輪郭が澄んで見えることです。
これは、曇りがちな地元ではあまり見れないものでした。
社会人として過ごす毎日は、どうしてもルーティンの繰り返し。
ついつい下を向いて歩いてしまったり、ぼーっと空を見る余裕すらないまま忙しなく過ごしてしまいがちです。
それでも、空や景色に目を向けて季節を感じられるくらいの余白は、心のどこかに持っていたいものです。
税理士業界は、これから春までものすごい体感スピードで駆け抜けていきます。
だからこそ、季節の移ろいを感じながら、深呼吸する時間を大切にしていきたいですね。
